チャリティー文化講演 元祖「オーロラ輝子」夢追い人生! (2)
司会の「桂 春菜」は、主催者の宮崎さんに出てこられるように声をかけました。その後、二人の会話が数分続きました。
この後、「わくわく富田林」に通っている施設のみんな(15名ほど)のコーラスがありました。
一番
朝陽のシャワーが ふりそそぎ
みどりも いぶきを感じてる
とどけ とどけ ラクダの山に
みんなの あゆみとメッセージ
みんな とってもいい気分
さあ ワクワク 富田林 」
作詞 太田 義弘
作曲 西村 直行
唄 わくわく通所生
力一杯、楽しそうに歌っている様子がとても感動的でした。歌い終わると、客席から大きな応援の声と、拍手がしばらく続いていました。
そして、いよいよ「叶麗子」の登場です。
会場が少し暗くなりました。そして、朝の連ドラ「ふたりっ子」でオーロラ輝子が歌っていた、「夫婦道」の伴奏が流れてきました。客席はザワザワとざわめきだし、一気に興奮が高まってきました。しかし、正面の舞台にはまだ「麗子」さんは現れません。私は、カメラを手に取り、すこし慌てていました。
後ろから悲鳴にも似た声があがりました。「麗子」さんは客席中央部の扉から登場しました。白で統一した洋装で、ミニスカートでした。化粧は通天閣劇場よりも少し薄めで、髪にはいつものように大きなリボンがついていました。私は「麗子」さんの洋服姿をはじめてみました。明るい健康的な色気が、一面に漂いました。
右手に握りしめられたマイクから、麗子さんの良く通る高い声が、ホールにこだましていきました。「麗子」さんは、障害者の方、車椅子の方、老齢者の方に優しく微笑みかけながら握手を交わし、そして舞台中央に進みました。そして。舞台にかけられた階段から壇上に上がりました。
私は再びカメラを手にしました。レンズの向こうには、通天閣劇場で見てきた「叶麗子」が、大きな舞台中央の演壇のマイクを前にして立っていました。いつもの微笑んでいる顔です。「麗子」さんの講演を聴くのは、初めてのことです。私の方が緊張しているようにさえ思えました。
講演は始まりました。